あの夜をさがして (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
十八歳の誕生日、ダニーは一夜限りのシンデレラになった。しがない厩務員であることを隠し、上流社会の夜会に出席したのだ。髪の色を変え、初めての化粧をしてきらびやかなドレスをまとい、カロライナ出身の令嬢ダニエル・デヴリスと名乗って…。令嬢と紳士たちが甘い言葉をささやきかわす舞踏会を、手の届かない生活を、ダニーは味わってみたかった。そして、運命の人に出会ってしまった。ケンタッキーきっての名門ハミルトン家の御曹子リードに。ダンスフロアを横切ってきて手を差し伸べたリードの、南部一と謳われた微笑みにあらがうことなどできなかった。夢のような夜をともにした翌朝、彼女は身分を恥じて姿を消した。ダニーはすべてを忘れるため遠く離れた地で競走馬の世話に励む。だが五年が経った今、残酷な現実が彼女に襲いかかろうとしていた。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
スカレーラ,ダーリーン
ニューヨーク生まれ。シラキュース大学でパブリック・コミュニケーションを専攻。卒業後、工場労働から放送、広告業界までありとあらゆる仕事を経てフルタイムのロマンス小説家となる。現在、二児の母(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
シークの秘密―王家の恋〈4〉 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
父親の精油会社で働くエレナに、タミール王国のシーク・ハッサン・カマルが面会を求めてきた。業務提携を考えているので、精油所を視察したいという。ビジネスに熱心な彼の様子に、エレナは驚きを覚えた。お金はうなるほどあっても分別はないプレイボーイが新しいおもちゃを欲しがっているだけだと思っていたからだ。仕事一筋のエレナは、これまでずっと孤独だった。だが有能なうえに、魅力的なハッサンに優しくされるうち、彼女の氷のように冷えきった心は少しずつ溶けていった。やがてある嵐の夜、ふたりはとうとう結ばれたが―実は、ハッサンがエレナに接近したのにはわけがあった。彼はエレナの父を陥れるという密命をおびており、彼女を誘惑して思うがままに操る必要があったのだ。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ジョーンズ,リンダ・ウィンステッド
夫と末の息子とともにアラバマ州在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
買われた天使 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
これが本当にわたし?ペイジは鏡にうつったゴージャスな女性を見て驚いた。婚約者のデヴィッドを追ってカンヌを訪れたペイジは、偶然入ったブティックで謎めいた美女と知り合った。彼女はやぼったい服装のペイジに同情したらしく、官能的なドレスを見つくろってくれたのだ。これならきっとデヴィッドも満足してくれるに違いない。やたら私と距離を置きたがる彼だけど、この姿を見たらきっと…。だが店を出た瞬間、ペイジの妄想はストップした。リムジンが猛スピードで突進してくる。助けて!必死の叫びもむなしく、彼女は車内に引きずり込まれた。
内容(「MARC」データベースより)
これが本当にわたし? 官能的なドレスを身につけたペイジは、鏡にうつったゴージャスな女性を見て驚いた。これならきっとデヴィッドも満足してくれるに違いない。だが店を出た瞬間、リムジンが猛スピードで突進してきて…。
レディ・ドラゴン―闇の使徒たち 序章〈1〉 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
CIAの機密情報局「アリエス」のエージェント補佐ケリーは、局長のハッチに呼び出された。行方不明になったエージェントの捜索を命じられたのだ。この任務に成功すれば正式なエージェントに昇格できる。彼女にとって、これ以上のチャンスはない。だが、ただ一つ問題があった。イーサンと組んでカップルを装い、社交界のパーティに潜入しなければならないのだ。彼はずっと憧れてきた男性。しかも地味で経験不足の私が社交界だなんて。躊躇しているケリーに、イーサンの容赦ない言葉が飛んだ。「一日二十四時間の訓練が必要だ。だから一緒に住んでもらう」。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
マン,キャサリン
大学では演劇を学び、卒業後は小さな町の新聞社で働いたり、教職に就いて演劇学校の校長をつとめたりした。その後、昔からの夢だったロマンス小説の執筆に取りかかる。RITA賞受賞作家となった今は、空軍パイロットである夫の転属に伴って四人の子供たちとアメリカ国内を転々とするうちに、さまざまな経験をし、それを作品の構想に役立てている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
誘惑の湖 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
大企業の総帥として君臨するロバート・キャノンは、常に冷静で公明正大さを重んじ、裏切り者を容赦しない。そんな彼を思いがけない事態が襲った。傘下の企業から国家機密に関するプログラムが流出したのだ。犯人と疑わしきは二人。一人は湖畔でマリーナを経営する女。ロバートはFBI任せにしておけず、自ら探り出すことにした。手元の不鮮明な写真には、野暮な女が写っている。これが女スパイか。ロバートは冷たく燃える緑の瞳で見つめた。ところが、客を装って近づいた彼の前に現れたのは、セクシーな声でゆったりと話す、まぶしいばかりの美女だった。
吹雪のファンタジー―クリスマスは大騒ぎ〈1〉 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
雪に覆われたクリスマス城で、サンタが彼女にキスをした…。クリスマスも近い吹雪の晩、タクシー運転手のニッキは空港からひとりの少女を乗せた。目的地は、童話作家ジョナサン・スリートが住む“クリスマス城”だ。彼の娘だという少女とともにたどり着いた屋敷は、深閑としていて出迎える者もいなかった。嬉々とした少女の話とはずいぶん違う雰囲気に不安を感じ、ニッキは一緒にジョナサンを待つことにした。吹雪のせいで照明がすべて消え、再び明るくなったとき、生気を失ったような全身に悲しみを漂わせた男が立っていた。喜ぶ少女を見て彼は言った。「君は…誰だい?」娘を無視するなんて!ニッキは猛然と抗議した。またも明かりが消え、次の瞬間、彼がニッキにキスをした。どういうこと?闇の中で彼女のパンチが飛んだ。
二千年めのプロポーズ (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
コネチカットの小さな町で働くメガンは、堅実な婚約者との結婚式を控えていた。貧しくてもしあわせな毎日を夢見ている。ある日、仕事を終えて家に帰った彼女は、ガレージセールで買った電気鍋で料理を作ろうとした。コンセントを差しこんだとたん、もうもうと煙が立ちのぼり、そのなかから、背の高いひとりの男が現れた。信じられないことだが、彼の名はギルガメシュ、天上の女神の誘惑を拒んだせいで地上へ追放された魔神だった。2000人の人間に仕える刑を言いわたされた彼にとって、メガンが最後のご主人様ということだ。その日から、不思議な現象が彼女のまわりに起こりはじめる。すべてギルガメシュがメガンのために奉仕していたのだ。ただ、ひたすらメガンのために…。
美しき暗殺者―闇の使徒たち〈5〉 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
強く、すばやく、情熱的。究極の恋人は…暗殺者?愛する人も友人もいない孤独な生活を振り返り、サマンサはリムジンの後部座席でため息をついた。外交官としての重責に今や押しつぶされそうだ。そのうえ、何者かに命を狙われているらしい。彼女は車を運転する護衛のたくましい肩を見やった。アメリカ海軍が誇るエリート軍人マーカス・エバンズは、完璧な容姿とすば抜けた能力を持つ伝説的な人物だ。初めて会った瞬間から、サマンサは彼に心を奪われていた…。突然、マーカスが車を停めて言った。「たった今、あなたを誘拐しました」なんですって?耳を疑う間もなく、彼の腕と唇が迫ってきた。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
カントラ,ヴァージニア
『美しき暗殺者』でマギー賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
呪われた貴公子―闇の使徒たち 序章〈3〉 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
レベリアの独裁者にとらわれた地質学者アレックスは薄れゆく意識のかなたで夢を見ていた。琥珀色の瞳を持つたくましい男性に抱かれている夢を。だが肩をつかむ温かいてのひらの感触に、我に返る。これは夢じゃない。わたしがずっと恋いこがれていた人―伝説のエージェント、ジャレッドが助けに来てくれたのだ!ほっとしたのも束の間、ふいに彼が身をこわばらせた。まさか、気づかれたの?こんなに早く?このおぞましい秘密を知られたら、生きてはいけない…。彼女は覚悟を決め、ジャレッドと目を合わせた。
炎のドクター―闇の使徒たち〈8〉 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
細菌の研究者として活躍するフェイスはその業績とはうらはらに地味で控えめな性格だ。情熱的な恋愛にあこがれた時期もあったが、この平凡な容姿では叶わぬこととあきらめていた。ある日、彼女は謎の伝染病の調査のためモンタナへ派遣される。住民はみな親切でフェイスを歓迎してくれたものの、地元の医師ルークだけはあからさまな反感を示した。「きみはいったいどういう医者なんだ?」侮蔑のこめられた発言に、フェイスはめずらしく憤りを感じた。ほんとうに我慢のならない人だわ。
内容(「MARC」データベースより)
細菌の研究者として活躍するフェイスは、その業績とはうらはらに地味で控えめな性格。平凡な容姿では情熱的な恋愛など叶わぬこととあきらめていた。初対面の医師ルークに怒りをぶつけられ、とまどうフェイスは…。