闇に輝くエメラルド (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
「きみはぼくの人質だ」傲慢な口調に、ランディスは身を震わせた。仕事を終え帰宅した彼女が目にしたのは、誰もいないはずの部屋で待ち受けるジャックの姿だった。一年前、ランディスの兄を殺した彼は親友を手にかけた冷血漢として、すぐさま刑務所に送られた。以来、かつて身も心も捧げたジャックとの記憶を葬り、ランディスはひとり孤独に生きてきたのだ。今さら何を…。憎しみのボルテージが急上昇した次の瞬間、ジャックは彼女を抱きよせ、唇を奪った。
暗闇のイリュージョン―宿命のバンパイア〈3〉 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
これは昔の物語。人を愛し、そして失った男の物語…。シャノンは舞台の中央に立つ男性をじっと見つめた。豪華絢爛なショーを繰り広げているのは、世界的魔術師ダミアン・ナムタルだ。この男性が、あの恐ろしい事件に関係しているのは間違いない。シャノンは真相を突き止める手がかりを求め、彼の所有する劇場を訪れたのだった。スポットライトがあたって、漆黒の髪が輝き、象牙色の肌が青白く浮かびあがる。次の瞬間、驚いたことにダミアンが彼女のすぐそばに来ていた。手を差しのべ、ショーのアシスタントをつとめてほしいと言う。その目は大きく見開かれ、あやしい光を放っている。とらわれの身になるとも知らず、シャノンは彼の言葉に従った。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
シェイン,マギー
数々の受賞歴を誇るベストセラー作家。パラノーマルの作品をもっとも好んで書いている。余暇には宝石用原石の収集、タロットカード占いなどを楽しむ。ニューヨーク州の田舎町に、夫、五人の娘、二匹のブルドックとともに住んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
銀盤のプリンセス (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
フィギュアスケート選手のマリスは“プリンセス”と称されている。だが華やかなイメージとは逆に練習に追われる生活はつらいものだ。一人の女性として恋をしたい、普通の生活をしてみたい…。そう思いつつ、彼女はひたすらオリンピックを目指してきた。ある夜マリスは、女性を殺しては赤い薔薇をメッセージとして現場に残す“ローズキラー”に襲われる。間一髪で助かったものの、執拗に彼女をねらう殺人者を捕らえるため敏腕と名高いマッケイ刑事が捜査を担当することになった。精悍な風貌にたくましい肉体をそなえた彼に純情なマリスは一目で恋に落ちてしまう。警備の都合上マッケイの自宅で暮らすことになって胸をときめかせるマリスに、彼はみずからの考えを明らかにした。きみは警護対象者にすぎず、それ以上でも以下でもないと。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ポッター,パトリシア
数々の受賞歴を誇るベストセラー作家。刊行部数はのべ三百万冊に及ぶ。ロマンス小説の執筆をはじめる前はアトランタ・ジャーナル紙の記者や地方紙の編集を経て、広告会社の社長の職についた。現在はメンフィス在住。アメリカロマンス作家協会ジョージア支部で議長を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
妻が二人? (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
三年前、ジャックの妻は意気揚々と出かけていった。南アメリカの原住民の調査に目を輝かすカサンドラを、ジャックは引きとめることができなかった。不安が的中したように、行方不明の知らせが届いた。やがて、それが絶望の宣告になって伝えられた。あきらめきれない思いに包まれながら、ジャックは職を変え、住む場所を変えた。その後、支えてくれる人たちとの出会いがあり、特別世話になった人の娘と婚約し、結婚式の日を迎えた。盛大な式が終わって、披露宴のまっただなか、ジャックが目を向けた先に…カサンドラがいた!信じられないことに、彼女は自分をジャックの妹だと言い、彼が真実を口に出せないでいるうちに、花嫁は義妹を屋敷内のゲストハウスに泊めると言い出した。妻が二人。ジャックは混乱状態に陥った。
消された一夜―孤高の鷲〈6〉 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
三年前ペイジはCIAの新米エージェントとして、ジョシュア・ストーンとともに東欧の小国に潜入した。憧れの男性との任務に胸をときめかせたものの、プロに徹する彼がペイジを女として見ることはなかった。ところが、あの夜だけは違った。間一髪で危機を逃れた安堵のためか、ジョシュアはペイジを誘惑し、激しく愛を交わしたのだ。そして翌朝、何も告げずに戦場へと消えて行方不明となった…。時をへた今、ペイジは涙をこらえて彼と対峙していた。まさかジョシュアが生きていたなんて。しかし彼の表情は冷たかった。「人違いじゃないのか?」。
内容(「MARC」データベースより)
3年前、ペイジはCIAの新米エージェントとして、ジョシュア・ストーンとともに東欧の小国に潜入した。憧れの男性との任務に胸をときめかせたものの、プロに徹する彼がペイジを女として見ることはなかった。ところが…。
美しき暗殺者―闇の使徒たち〈5〉 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
強く、すばやく、情熱的。究極の恋人は…暗殺者?愛する人も友人もいない孤独な生活を振り返り、サマンサはリムジンの後部座席でため息をついた。外交官としての重責に今や押しつぶされそうだ。そのうえ、何者かに命を狙われているらしい。彼女は車を運転する護衛のたくましい肩を見やった。アメリカ海軍が誇るエリート軍人マーカス・エバンズは、完璧な容姿とすば抜けた能力を持つ伝説的な人物だ。初めて会った瞬間から、サマンサは彼に心を奪われていた…。突然、マーカスが車を停めて言った。「たった今、あなたを誘拐しました」なんですって?耳を疑う間もなく、彼の腕と唇が迫ってきた。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
カントラ,ヴァージニア
『美しき暗殺者』でマギー賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
孤独なマーメイド―愛をささやく湖〈3〉 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
朝日を浴びて戸口にたたずむ長身の男性を目にした瞬間、コートニーの頭の中で警報が鳴り響いた。ブレア・コルビー。夏の間だけ隣のコテージに滞在している建築家だ。高価なスーツをまとったその姿はさながらモデルのようで、冷ややかな存在感と…傲慢さを備えている。彼はゆうべ遅くにコテージに着いた際、温かく迎えたコートニーをぞんざいな態度でつっぱねたのだ。なんて失礼な人なの!反感は高まるばかりだったが、ブレアの言葉に、彼女は奇妙な胸騒ぎを覚えた。「誘いをかけたら、どんなゲームでも始められるんだ」。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ランガン,ルース
米ミシガン州在住。高校時代は学生新聞の記事を執筆し、卒業アルバムの編集に携わったという。ヨーロッパおよびアメリカの歴史ロマンス、現代もののロマンスのほか、脚本や子供向けの本も書く。幼なじみのボーイフレンドと結婚し、五人の子供たちを育てあげた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ロイヤル・ターゲット―ヴァシュミラの至宝 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
記者エリカは新国王の戴冠式取材のため、ヴァシュミラを訪れた。驚いたことに、空港に降り立った彼女を出迎えたのはタクシー運転手の制服を着た新国王ニコライ・ザレド二世自身だ。巧みな変装だが、風雅な物腰と輝くばかりの美貌は隠せない。真意をはかりかねながらも、彼女はニコライの案内で市内を見て回った。やがて公園でベンチに座り、彼から前国王暗殺の経緯を聞くうち、異様な光景を目にしてエリカは凍りついた。一台の車が猛スピードでこちら目がけて突っ込んでくる。とっさに二人は、迫りくる車から逃れようと噴水に飛び込んだ。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
カーニー,スーザン
USAトゥデイのベストセラーリストにしばしば登場する人気作家。10歳のときに飛び込み競技を始め、12歳でニュージャージー州で優勝。三度全米代表選手に選ばれたというスポーツウーマンである。ミシガン大学でビジネスの学位を取得したあとは、さまざまな事業をおこして成功した。1995年に作家デビューして以来、フルタイムで執筆をおこなっている。フロリダ州タンパ郊外の小さな町に住む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
吹雪のファンタジー―クリスマスは大騒ぎ〈1〉 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
雪に覆われたクリスマス城で、サンタが彼女にキスをした…。クリスマスも近い吹雪の晩、タクシー運転手のニッキは空港からひとりの少女を乗せた。目的地は、童話作家ジョナサン・スリートが住む“クリスマス城”だ。彼の娘だという少女とともにたどり着いた屋敷は、深閑としていて出迎える者もいなかった。嬉々とした少女の話とはずいぶん違う雰囲気に不安を感じ、ニッキは一緒にジョナサンを待つことにした。吹雪のせいで照明がすべて消え、再び明るくなったとき、生気を失ったような全身に悲しみを漂わせた男が立っていた。喜ぶ少女を見て彼は言った。「君は…誰だい?」娘を無視するなんて!ニッキは猛然と抗議した。またも明かりが消え、次の瞬間、彼がニッキにキスをした。どういうこと?闇の中で彼女のパンチが飛んだ。
堕天使はわらう―コルビー捜査ファイル〈4〉 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
メキシコの小さな町の片隅にあるいかがわしい酒場。レイチェルは、やっとの思いで探し当てた。トレバー・スローンはきっとここにいる。息子をエンジェルの魔の手から守るため、ぜひとも彼が必要なのだ。かつて大切な家族をエンジェルによって奪われた彼なら、きっと協力してくれるに違いない。だが予想に反し、スローンはにべもなくレイチェルの依頼を拒絶した。氷のようなブルーの瞳が容赦なく彼女に向けられる。「なぜ殺し屋のエンジェルが、きみの息子を狙うんだ?」レイチェルは答えた。「彼の息子だからよ」。